
初冬の樹木
初冬の信州を見たくて一日ハンドルを握った。冬山、雪景色もいいが何となく信州を回った。
無論見慣れた風景で安心できるドライブとなってそれなりに満足感と共に帰路についた。
ある村を通りかかった。
家々の壁は夕日に白く山はすっかり冬支度だったが夕日がまだ残り明るい光を山々にわけあたえていた。
日の当たる峰はそのまま夕日を受けて明るく茜色に染まっている。
陰になった山は暗く沈んでいる。
そして木の葉といえば日を受けてか歩く輝き、影は暗く沈んで全体の腑に気がなんとも言いようのない複雑な世界が目の前にあった。
日常の中の非日常。